.....お問い合わせ.....

メール cha-two@mail2.kagacable.ne.jp
<< October 2016 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
古染付と八大山人

 

 

 この器はあるギャラリーさんからの依頼でつくった古染付の写しです。

 

いつも明代の器をつくる時、あることに気付きます。

 

動物の厳しい眼差しであったり、デフォルメされた唐子。

 

 

 

今から、数十年前台湾の故宮博物館に出掛けた際、

 

『八大山人』の画集に目がとまりました。

 

八大山人は明代末から清朝初期に実在した文人です。

 

彼のその画集に納められた墨絵はどれも厳しい眼差しをしています。

 

解説によると、かれは権力に抵抗する意味を絵に描き留めたと聞いております。

 

最近わたしはふとしたことで、かれの生誕地を調べてみました。

 

『江西省南昌に在した明朝の宗室のひとつ石城王の一族出身』とあります。

 

ところで、古染付けの産地は景徳鎮といわれていますが、それがどこにあるのか、

 

『江西省東北部に位置する』とあります。

 

 

さて、これから先は、わたしに『妄想』の世界へトリップするだけですね。

 

ながくなると、仕事に影響します、ご存知の方がおいででしたら是非♪

 

 

法螺貝向付

 

 

昔、ぼくが沖縄の西表島と小浜島の間に流れる水道で、法螺貝を見つけたことを思い出します。

 

なんでも、タイでは赤ちゃんが金のように眩いほど美しく法螺貝から生まれる、という伝承があるようです。

 

器というのは常に何らかの吉祥を抱えながら存在し伝わっていくのかもね。

 

写真は明代古染付の写し

 

 

刃の想い

 

先日、斧が折れた。

 

通常、折れると言えば、木の部分、つまり柄を連想するだろうが、

 

これが斧の金属部分が折れるのである。

 

最近のホームセンター物は鋳造したものがあるようで、折れた刃物はその反動で顔のほうに飛んでくる。

 

それを二本やった。

 

三本目もどうやらヒビが入りまぁ、後は時間の問題となった。

 

二本は店にクレームをつけ、取り替えてもらったけれど、どだい物がわるいとなれば、使っているおいらが悪い、とも言える。

 

この斧は一昨日オークションで2千円で落とした越前刃物で、仮に柄を取り替えてもかなり安い買い物になる。

 

刃はこの村の川底にある石(陶石)をつかい自分で磨いでみた。

 

 

さて、モノには切れ味というものがある。

 

料理にも器にも、そうだ。

 

タダ、その切れ味も、カミソリなのかマサカリなのか、評価もそれぞれ・・

 

 

ああ、切れ味のある料理を食ってみたい、なにせ、もうひとつの歯が悪いからなぁ、、、

 

こちらは、研ぐわけにはいかぬ。

一閑人汲出し碗

 

 

さて、今日の一客

 

一閑人汲みだし碗

 

 

今日はこの一曲   歌詞はこちら

 

 

 

 

呉須赤絵白鷺文向付

 

呉須赤絵白鷺文向付(小鉢)

 

里山暮らしも二十年経った。

 

都会生活者だった僕たちにとって、150坪の土地に住むなんて嘗ては思いもしなかったけれど、

 

この田舎暮らしは、想像に難くない。

 

薪のストーブだって、ご近所さんを気兼ねすることもない。

 

山には木が一杯生えているし、樹は適度に手入れしなければいけない。

 

そのつもりで集めれば10トンほどの薪は充分手に入る。

 

きょうは仕事の合間に草刈することになった。

 

秋がググッと近づいてきましたね。

 

ストーブも全開です、冬になったらどうするって、、

 

今日の一曲 Que Sera,Sera

 

 

 

楓(カエデ)葉文向付

 

今日の一客

 

楓(カエデ)葉文向付

 

むかし、世話になった料理人に『こう、曲げたものでけんか』と問われたことがあったけれど、

 

こう曲げる、といわれても、いろんな曲げ方があり、、、、

 

定石通りつくった器。

色絵楓文五寸皿

 

 

さて、蛙の手から『楓』となったように、

 

人の手から『ヒトデ』となった海洋生物、、、

 

うちの皿はどっちに見えるやら、、、ふ。

楓葉向付

 

酢橘がそろそろ賞味できるころとなった。

(酢橘を柚子と混同していました、産地もたしか徳島だったかしら、訂正します)

 

昨年は裏年だったせいか、ことしはあちこち鈴なりの様相。

 

はやい、というよりも間引きの気分で今から頂いている今日この頃、

(たくさん花が咲いたときはその花を刺身の端に、)

 

 

写真、楓葉の皿

 

語源は『蛙の手』から、と聞くとちょっとカワイイ。

染付八角小鉢

 

 

 

先日の台風で風に運ばれてやってきた木の葉

 

なんだか、蝶のような。。

 

 

さて、きょうの器

 

染付八角小鉢 寸法 口径最大幅 11cm 高さ 3cm

楓文S字八寸

 

 

Windows 98が出た頃、

 

これからはネットの時代が来るだろう、と予想した。

 

その5年後をめどに、何らかのカタチ、を構築しようと考えているうちに、

 

ブロードバンドが当たり前の時代になり、

 

迷った末、ネットの常時接続費用を新聞購読の費用に上書きすることで、自然と世界の潮流に乗ることになった。

 

 

いまでは、だれもがネットで本を買い、家電を買い、衣類を買うことができる、情報もだ。

 

さて、最近ぼくはこのブログの検索キーワードや記事別アクセス数を見ながら制作に生かそうとしている。

(はっきり言えば、活かしている)

 

 

今日の一客 S字楓八寸 

 

キーワードの上位に何時も来る、関心のある人が多い、ということか。

 

その上のツボツボのようなのは、依頼され制作予定の器。