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『ちいさなうつわ』

 

この加賀市大聖寺に『NPO法人さろんど九谷』という茶房がある。

(平成28年度企画2『ちいさなうつわ』作品展のお願い)

その茶房から先日リクエストが届いた。

 

その数日まえ、何人かの若い人がやってきた。

『わぁ==カワイイ』

ぼくの工房にある『ちいさなうつわ』をみて、これは8寸に入るのですか、と言う。

 

えらい詳しいなぁ、、どうなっとるやろ・・

 

この器は大阪のあるお料理やさんの依頼で作ったものだけれど、たしかに8寸に並べると、説明を聞いている。

 

『ちいさなうつわ』は今や時代のトレンドなんやなぁ、と思う。

 

さて、その『ちいさなうつわ』展は7月22日=9月28日『さろんど九谷』で。

 

写真:輪線豆皿 w7,6cm

 

蕎麦猪口

 

ずいぶん前、名古屋の地下街の珈琲店で出された一杯の水、

 

そのガラスのコップの寸法が『いいな!』と思い、、、

 

その寸法をそっくりそのままでつくった蕎麦猪口。

 

先日、こちらにお越しになったお客様のリクエストに応え久しぶりに出来上がりました。

 

『け・ん・た・ろ・う』もやっておりますので、しばらくお待ちくださいませ。

田舎暮らし

今日は窯焚き、ある意味では窯焚きは陶芸にとって『routine』

 

『ダメ』な時は『ダメ』だし、もう人知を尽してのことだから、あきらめというか、、

 

う〜ん、いい言葉がみつからないなぁ、、、

 

ということで、一曲

 

 

 

『そこ、通らせてもらっていいかなぁ・・』この村のAさんがやってきた。

Aさんはぼくの住んでいる家の、つまり山のなかの杉やヒノキの手入れにやってきたのだ。

ぼくは自分の家の周囲に、イノシシやそのほかの動物がやってくるのを防ぐため、ネットを設置してある。

そのネットの20mほど先には例の小屋があり、その奥にカモシカがいついているのだ。

 

そんな話をAさんに話すと、、

『飼っとるんけ』加賀弁で問いかけてくる。

もちろん、ぼくはそんな天然記念物を飼うわけが無いのだが。。。

 

田舎ではそんなこともあるのかなぁ、、と、思いながら。。。

『いや、万一のときがあると。。』

 

Aさんによると以前この山の坂道を登っていると、

『はぁ、はぁ』と、後ろから荒い息遣いが聞こえ、振り返るとその、例のカモシカがツノをつき立ててきた、らしい。

で、Aさんは持っていた梯子をそのカモシカに向けて応戦したところ『逃げて行った』と言う。

 

カモシカは優しい、って、ウィキペディヤにも書いてあったけれど、やっぱ、実際は違うんだなぁ・・

 

Aさんはその場所を避けて、別の道を歩いて登っていった。

 

さすがこの村の人は『危うきに近寄らずで、』

何年か前にAさんはこの山であの巨大な蜂、大スズメバチに頭を刺され病院へ・・・

 

えっと、そんな訳で、きょうの写真はありません。

 

ちょっと、ほっとした気分で呑みながらやっているので。。。このあたりで。

写真は明日のブログで。

今日の一曲

 

さて、きょうは終日窯詰めだ。

 

したがって、アップする素材がない。

 

 

今日の一曲。

 

追記

facebookにアカウントをとってから、ワードの打ち込みがチョイト変、、、

う〜〜〜ん、なんか『変なもの』貰ったのかなぁ、、

ごめん、やっぱこれ以上打てない。。

 

 

 

 

強烈なインパクト

 

 

きょうは、本当は随分と書いた。いや、打った。

 

が、どうもう、そのノリってのがでなくて。。。

 

ブログを書くというのも、轆轤とおなじで、ああだ、こうだと。迷っていると、つまらない。

 

ま、そんなときは、やめるに限る、と。

 

 

で、きょうの写真、 愈々、近づいてきたカモシカ君、

 

工房の窓のところまで来たので、一枚。

 

頭には小さなツノが生えていて、コリャ雌かも、と細君と話すのでありました。

 

 

 

 

 

 

豆うつわ

 

 

『古いものが好き』というお料理やさん。

 

やっぱり、『古いものが好き』という、作り手の元にリクエストが入る。

 

この器は古染付の巻貝を『猪口』というか『つぼつぼ』まで限りなく縮めたもので、

 

さて、どんなお料理が盛り付けられるやら。。

 

作りは型を使うのですが、その型から出来上がったモノを広げたり、曲げたり、

 

もちろん二つとして同じものはできません。

 

とりあえず、一つ作って、焼いてみないことにはリクエストどおりになるやら、、、

 

 

 

新しい町

 

幾度となく、『人生の岐路』に立つ。

そりゃ、誰だって経験することなのさ。

ただ、問題のなのは、それが自分ひとりで解決できることかどうか、なのかも知れない。

 

さて、『T字路s』

『あたらしい町』で。

 

 

 

理髪店

 

理髪店、ぼくらが子供の頃は『散髪屋さん』と言ったようだ。

ま、今でもそういうのかもしれないけれど、実は。。

 

この数十年ぼくはその『散髪屋さん』に出入りしたことがなかった。

では、それまでは、、、自分でやるか、仲のいいひとにやってもらっていた。

 

ところでこのところ、『床屋』に行くのも良いだろうなぁ、、と思えるようになり。

勇を鼓舞してその『床屋』に出かけることにした。

 

何しろ、50年ほど『体験』したことのないところに出掛けるので、多少の不安もあり、ドキドキする。

 

まず、ドアーを開けて、中を見る。

で、他人はどうしているのかを観察する。

どうやら順番があって、この昼間から椅子に座っているところを見ると、『暇人』というか、『職人』風情の気分が漂う。

 

ぼくの隣の人が呼ばれた。

『丸坊主だとちょっとねぇ、、』と彼が言う。

 

どうやら短く刈ってもらいたいようだ。

という意味では、ぼくと同じで、、、バリカンが音を立てる。

 

ぼくは一応『ものづくり』だから、その仕事ぶりを眺めながら、ふと。。。

『同一の頭』ってのはないから、この仕事もなかなか創造的なんやなぁ、と思う。

 

次に、その姿を見ながら、『理髪』というのは、『切り取る』仕事なんやなぁ、とも考える。

なるほど、この仕事は、『アデランス』とは真逆の仕事で、どちらが儲かるやろか、と想像をたくましくする。

 

そんなことを考えていると、『次の方』と呼ばれた。

ぼくだ。。。

 

殆ど、初めての経験のようなものだから、『え〜〜と、ともかく短く』してくれ、とリクエストする。

『上のほうはどうしましょう』

 

『上のほう』ったって、もうピカソなんだから、『どうすりゃいいのさ』と思っていると、

『多少、隠すように伸ばしておきますね』

 

今日は、この加賀市の大聖寺というところにある『茶房古九谷』というところにリクエストのあった『飯碗』を届けることになっている。新人を含めて四人ほどの女性が勤めていて、ぼくもずいぶんお世話になっているところで、、、、

 

『あら、可愛い♪』

もちろん、ぼくの頭のことではない。

 

数十年ぶりの頭は、もちろん人様に見せるものではないが、反応がない、というのもちょっとさびしい。

 

 

今日の写真 その禿頭のようにつくった『面』

 

仕事中につき・・

 

自分の写真を撮ることを、『自撮り』というらしいですが・・・

 

ま、仕事中の写真です。

これさえあれば

 

仕事はラジオを聴きながら・・・

 

今日の一曲はそのラジオから、ご一緒に。