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S字8寸


週末と日曜日くらいは泳いでいたいなぁ〜〜〜〜〜〜〜〜

と、思っていても

なかなか、それも出来ない。


最近では、薪も扱い次第では『廃棄物』

むやみに庭で燃やすことはできない。

まして、剪定した枝や要らなくなった庭木も

捨てるとなると、費用がかかる。

となると、


良いのか、悪いのか、

こんな山奥で薪ストーブを焚いているオイラに

『お声が』掛かるってものだ。


そんな訳で、プールをとるか、薪を取るか

頭の中の剪定作業が始まる。


今日の一客 桜紋S字8寸 
古染付蝶形向付(倣)


なんとなく、春らしくなってきた。

田舎暮らしの春は、今年の冬の薪を集めることから始まる。

伐った木は薪になるまで一年から二年は乾燥させ、ゆっくりと寝かせる。

まるで、粘土のようだ。

そのお世話になっている粘土屋さんが先日頼んであった粘土を運んでくれて、

玄関先で話をしていると、どうやら彼も京都で焼き物修行をした経験があるらしく

自分の京都時代の修行を思い出した。

徒弟制度が抜け切ってない頃で、

振り返ってみると、貴重な経験をしたことになる。


さぁ、、て

今日の一客 古染付蝶形向付 

もちろん写しです。

寸法 幅8cm 長さ11cm 高さ3cm 足は4つ足です。



追記

つかっているノートパソコン、

所謂ビジネスモデルで、キーボードの前にタッチパネルがあり、

どうやら、その部分に指が触れたようで、、、

初期化しても、どうしてもネットと繋がらなくて、、、慌てました^^;

のんびりと、更新していきます。

 
お知らせ♪
 いつもわたしのこのサイトを観ていただきありがとうございます。

さて、たいへん残念なのですが、しばらくブログの更新ができません。

使用しているW7のPCがクラッシュしたためです。

このブログは旧PC.XPをつかっています^^;

不本意なことですが、このPCもチョッとアブナイ^^;

回復するまで、御用の方は電話でお願いします。(メールも不可)


では、では・・・

加賀の蜂蜜


田舎暮らしでは年に何度か『ニンブ=人夫?』といって、排水溝の掃除や草刈などが村人総出で行われる。(総ニンブとも呼ばれる)

雪も解けて、山道にはその雪の重みで倒れた樹木や岩などを取り除く作業が昨日あった。

そんな作業も、田舎ではお互いの情報交換の場となる事もあって、おいらも久々に身体を動かす半日を過ごした。


午後からはこの村のAさんの栗の木を伐りに、

栗の木は燃やすと爆ぜるという特徴があるけれど、ストーブの中で『パチ、パチ』と言う音を聞きながら暖をとるのも風情があるものだ。

ともかく、樹をきるにはお彼岸までというのが鉄則で、それを過ぎると樹は水分を吸い上げ、ことしの冬の薪には間に合わない。


さて、きょうの写真  アカシアの蜂蜜

以前、この加賀市で養蜂業をしている同じ蜜蜂やさんで『栃』の蜂蜜を買ってきたけれど、アカシアはそれ以上に味覚がはっきりしている。

『毎年、採れる量が違うんです』

若いご主人の話を聞きながら、蜂蜜酒についても聞いてみると、、

『呑んでみたことはありますが、、、』

『じつは酒税法ってのがありまして、、、』

どうやら、美味しいものだったと言うことは分かったが、手に入れることは出来なかった。

興味のある方は、直接、、、加賀のはちみつ屋『森のくまさん』 まで、
呉須赤絵福字豆皿


『おう、出来たか』

Sさんから依頼を請けて作った呉須赤絵まめ皿

高台裏に以前住んでいた吸坂で採れた土を素のまま塗りこめてみると、

予想通りの仕上がり、

『なんでやろなぁ、、』

その錆を塗りつける意味はいまだ解けず


呉須赤絵福字文豆皿 9.5cm 2.5cm


 
高台の謎


昨夜から雪が降り続き、今朝は結構寒い、、、

上絵の窯出しがあったので、器を取り出してみると、、

どうやら、按配が。

今日のブログはその窯の器だったので、急遽、この写真に。






写真の鉢は呉須赤絵玉取獅子の高台部分を写したもの。下のは図録。

この器はカンボジア出土の色絵磁器で、ながい間土中にあって上絵具が剥がれて、かすかにその絵が認識できる程度になっている。(だから、安かった)^^;

この呉須赤絵、出所はいまだに特定されていない。ト、ト、ト、中国は広いですからね、民族も多様だし、、。ご存知の通り『革命』があると古い文化は否定されますから、跡形も残さず破壊されるのは『文化大革命』やニュースでみるようにメソポタミア文明の遺跡が見るも無残に打ち壊されるあの映像、日本だってむかしは『廃仏毀釈』ってのがありましたっけ、ね。新しい社会を築くためにはどうやら『否定』という爆発的な過程を踏まなくっちゃいけないのでしょうか。。。

あ、ながくなりましたが、、、

細君によると、南方系だと、


さて、その真偽はともかくとして、呉須赤絵に共通している属性をみてみると、、、
高台裏のわざと汚したような、つまりこの図のような状態は、よくよく考えてみると、あの安南(ベトナム)の焼き物にも共通しているように思えるのですが、皆様はどのように思われるでしょうか。

ちなみに、この図録では、『漳州古窯』とされておりました。

このなんとなく大雑把な気分をむかしのお茶人さんたちはアソビ心として楽しんだものと思われます。
(お月様のようですね)

あ、今ですか(笑)
お茶は今では女性が主役、、、言わばお手前は華麗な『タシナミ』、どんなに名品でも、、、
『ヨゴレ』では彼女たちには振り向いて貰えない、とぼくは思うのですが、、、


それにしても、、、ぅ、、、きょうの窯、焼き直しです^^;

この続きは明日♪
土もの・石もの


『むかしのしごとのほうが好き』

と言っていただけることがあります。

土ものには土ものの良さがあり、それは否定しません。

ぼくの場合、二つの理由で磁器の仕事をしております。

1 良い土との出会いが無かった。

2 磁器の産地だった。


庭の掃除で見つけたむかし作った器です。
時々、土への回帰を考えたこともあったのですが、
あ、もちろん、『文学的』な意味です^^;

写真手前は漆器です、わたしの作ったものではありません。
真ん中、以前住んでいた吸坂で採れた土を使ってできた粉引きの器
向こう、山中で蒔絵をしていた筑城さん(故人)とコラボでできた陶胎漆器


さて、、、

良い土とはどんな土か、、、

それは『生きている土』です。


備前の人間国宝だった金重陶陽は語っている。
『たまには土の言うことも聞いてやれ』



『死んだ土』からは『生きた器』は生まれてこない。
窯焚きの日


今日は窯焚き、

窯の日はどうしても轆轤に集中できないので
家の周りの薪の整理に勤しんでいるところです。

一冬で使う薪ストーブの薪の量はおおよそ10トン、
先日細君が借りてきた『田舎暮らし』
『安曇野便りの心地いい 家しごと』主婦の友社
をみていると、実に素敵なロケーションで、薪の色艶も並べ方も絵になっており、
『田舎暮らし』にも”格差”があるんやなぁ、、、と思うのでありました。





まぁ、ほんとうのところ、おいらのところでは薪を80パーセントを自分でつくるわけで、雑誌の載っているようにはいかない。

実は、そんな生活でたいへんなのがその『薪』をどこに置くかで、
陽あたりだとか、風通しなどとともに、お客さんの在ったときのために多少は『美的』にも配慮しなければいけない。

JTBの調べだと、この3月14日から東京ー金澤間の新幹線の開通で加賀市へのお客さんの動きはおおよそ5%セント増とか。
そのうち、うちのおいでになるお客様は、、、まぁ、何名様になるやら、、、

楽しみでもあり、不安でもあり、、、





さて、私のブログをいつも見ていただきありがとうございます。
毎日の更新を心がけてまいりましたが、才能がない、といいますか、ネタ不足といいますか、
なかなか、思い通りにはいかないようです。

本来、今日のブログはわたしが今から数十年前に沖縄でご縁のあった養蜂業の方との出会いとその思い出について書く予定でした。
次の機会にしたいと思います。

今日の一客です。

これは薪の整理をしているときに、庭に捨ててあったコンテナから見つけてきたものです。こういったものを『掘り出し物』って言うのでしょうか、、
でも、何故売れなかったのか、今の時代とどう折り合っていけるのか、、、

時を経て、覚めた目で見てみると、なんとのうその訳がわかるように思えました。
写真は明代に作られた器の写しです。
人生の楽しみ



 陽気も良くなってきたようだ。

『ねぇ、これってミツバチ』

細君がトイレで呼んでいる。

 

どうやらもうミツバチが飛び回っているようで、

ぼくのところではこのトイレ周辺でよくみかける。

 

ミツバチに興味をもってから、最近この加賀市でも養蜂をやっている人がいると知り、

片山津にある、その蜂蜜屋さんにでかけてみた。
 

入り口の試食用の蜂蜜を舐めながら頂いたのが『栃の花』の蜜をあつめたもので、

朝のトーストにつけていたら、あっという間に、、、

 

美味しかったです。

 

ところで、この蜂蜜、いわゆる熱処理をしてない『生』で、窓際において置くと、運がよければ数ヶ月で蜂蜜酒になる、ツイてないと、『腐敗』する^^;


世の中にはそんなものが結構あるらしく、チーズなんぞも『熱処理』されると『プロセスチーズ』と呼ばれ、チーズではあるけれど『生きたもの』ではないのだ。


蜂蜜にしても、チーズにしても、あるいは酒や味噌など、列記すればきりがないけれど、ぼくらの作っている『焼き物』だって、『生きたもの』と『死んだもの』がある。


自分の使っている器が『生きたもの』か『死んだもの』かの判断は、、、

それなりの『見る目』と『授業料』が必要で、


ツイていれば、そのうち『判る』ようになる、必ずね♪

追記

ま、『かもね♪』にしときます^^

 

ひな祭りの日


昨日は晴れていて、今日は雨、、、

寒い日が続きます。


『吉祥受福』

大阪の佐藤さんから毎春の年賀をいただいて、
今年のひな祭りの日程を見てみると、、
28日から3月3日の火曜日までとあり、
行ってきました、はるばると、、、


まぁ、最近ではこんなことも無ければ、出かけることも無くなり
毎年お会いするスタッフの面々と、楽しい会話をしながらのお手前となりました。


興味のある方は、お出かけくださいませ。



日時 2月28日(土)〜3月3日(火)
佐藤 禎三
藤井寺市春日丘3−7−6
電話 072−955−0002


日時 3月10日(火)〜4月3日(金)
本陣平野屋
高山市本町1丁目38
電話 0577−34−1234



写真:染付芙蓉手双鹿文五寸皿