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南京赤絵蓮鷺平向付


色絵の器はそれ自体が目立つ主体だから、盛り付けは難しい、

『派手なものには地味なものを、地味なものには派手なものを、』

世話になったお料理人はいつもそう話してくれたが、、、


器は明代末から清代初期の南京赤絵磁器を模したもの、

資料にした本(CHRISTIE'S)
The Peony Pavilion Collection:
Chinese Tea Ceramics For Japan
(c.1580-1650)


資料の内容(器)はすばらしいものであったが、
残念なことに、、、いいものは日本から”逃げ出している”って感じかな^^:
と、ぼくにはそう見えた、


ちなみに、クリスティーズ社は資料によると、『現在、世界で最も規模の大きいオークションハウスである』そうな。


買い手は言わずもがな、かな^^:


追記


寸法 口径 15cm 高さ 4cm
 
田舎暮らし



『田舎暮らし』&『古民家』

もう20年になるけれど、、

これも、知り合った大工の友人がいたおかげ。


先日、蔵の戸を『要らないかぇ』ってことで、

早速いただくことになった。

あ、もちろん『無料』

『古民家』がなお、『古民家』らしくなって、、、


人生は『出会い』なんです。


写真手前:牡丹と花器

 
塞翁が馬


陶家では胡坐をかいて絵を描く、昔はそうだった。

いまでは、椅子に座り、机を前にして絵筆を握るように、

いつの間にか、我が家でもそうなった。

まぁ、囲炉裏の生活が、薪ストーブに代わるようにね。



先日、そんな我が家にアメリカ人が来た。

その中の女性が、旅の疲れか細君の座っている椅子に腰掛けた。


『フジサワさん、大丈夫でしょうか、、』

その真顔のコンセルジュ氏の言うに、

『かつて、ある宿で起こったことですが、その座った椅子が壊れ、、、』

この話は以前、この『ブログ』でも書いた。

『訴訟沙汰になった』と言うのであった。


そんなこともあるのか、

と、安穏とかまえていたところ、先日その椅子が、細君の尻と共に、


『崩れた』のである。

さて、『塞翁が馬』となるか否か、

細君の笑いはしばらく続いたが、、、
春一番


『これって、何赤絵になるかなぁ、、、』

明代であることはたしかなのだが、、、

いろんなところから『租借』しているので、『これ!』とは断定できない。


ま、ひさびさのアップ、


北陸では朝から風が強いようです。

春一番、とも。
土曜日の陽光


そろそろ、バレンタインデーらしい。

今までお世話になった人に、なにか洒落た贈り物をしたいもの。。。

そんなことを考えながら、、、

別に、チョコじゃなきゃいけないわけでもなく、

女が男に、でなくっちゃ悪いわけでもなく、、、

他人に贈り物をする時って、タイミングがあり、

なんでもないときに、これをやると、、

『勘違い』が起こる。

なんて考えながら、、、今日のブログです。





 
一事が万事


『裏もちゃんとなってないとアカンで、、』
Sさんから電話が入った。

何処を省き、何処にポイントを置くか、、


そんなSさんの表した本がある。『雪花風月』淡交社

そのなかの一節 『きもの』

『男がきもので工夫できるところは、羽織裏、羽織紐、角帯、履も物の鼻緒、長襦袢、下着だが、あまり懲りすぎると嫌味になる。』

そして、、、

『昔、男性は外できものを脱ぐことがよくあったという。そのため長襦袢には凝りに凝ったものがある。わたしはきものの裏と長襦袢の柄を揃えたり、また祖母の浄瑠璃本の羽織を長襦袢に仕立て直して愛用している。』

粋な好みは陶磁器の裏にも及ぶ。
白九谷輪花4寸皿


オランダのデルフト

いっとき流行りました

ぼくも好きでした

ただ、あれは軟陶

それが良かったのかどうか、、、

これは磁器

一応、名前をつけておきます。

写真:白九谷輪花4寸皿

あ、作り手であるぼくは気に入っております。

 
青海波


『復活しましたね、、』

プールでお知り合いになった女性とは、水の中でのお知り合い。
それもほんの僅かな、泳いでいない束の間だけで、、
名も、齢も、職業も、殆どは、、まぁ、知らないほうがいい場合もある。

そんな人たちがおおよそ十人くらいはいるだろうか。
ぼくが泳げないのを知っていて、、、
声を掛けてくれる。

昨年の夏、肩を痛め屋外のプールを断念。
夏のプールはビキニに決めていて、もっぱら陽に焼けること。
それが出来なかったわけだが、、、

今年に入り、1キロを達成。
背泳ぎはぶっちゃけ退屈な泳ぎで、、、、
見えるのは天井の染みや時折間違って引っかかったトンボや蝶の残骸。
1キロ泳ぐと、ぼくの場合40分ほど、おなじ景色と付き合うことになる。

『復活しましたね。』
『はい♪、やっとね。』

河童同士のお付き合いには余分な言葉は要らない。



今日の一客 青海波文蓋物