.....お問い合わせ.....

メール cha-two@mail2.kagacable.ne.jp
<< December 2014 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
染付芙蓉手双鹿文五寸皿


今朝は薄闇の中で雷鳴が轟く

愈々かなぁ、豪雪と聞くけれど、


『あんたとこはいいとこやなぁ、、』と宅配のおばちゃんが言う。

『わたしも、こんなところで住んでみたい♪』


狸も狐も、兎もリスも、サルやイノシシ、熊も鹿も棲んでゴザル

今日の一客です。 染付芙蓉手双鹿文五寸皿。






 
市松文様


今年は、『タータンチェック』って柄が流行ったらしく、

小柄のトップスを一着手に入れたが、どうやら『似合わない』(^^+

そんなことで、チェックは焼き物だけで。。。




 
祥瑞五寸皿


原木で買って苦労して作った4トンの薪が雪の下敷きになって、

2月頃使う予定を早めにした。


今年は積雪が早い。

やっぱ、薪棚がいるなぁ、、、


今日の一客 祥瑞五寸皿




 
『女子力』『男子力』
最近、名刺を作った。

以前はパソコンで作っていたが、今回は思い切って印刷となった。

表は日本語で、裏は英語。

紙も和風のものを選ぶ。


このところ、『女子力』というのに圧倒される。

陶芸の分野もそうだが、あちこちでその才能が開花しているようにみえる。


先日、ナパからお客様が見えた、女性である。

一枚の名刺をいただいて、しばらくして同じような雰囲気のものを作ろうと印刷所へいくと、、

どうやら、それが『出来ない』という。

それでは、と、もう一枚、やはり、たまたま女性のもので

『このあたりでは・・』となった。

どうも都会でないとこれが出来ないらしい、、、

おそらく、ネットで特注したものだろうと推測したが、

『このタイプの名刺が若い女性の間でトレンドとなっているようです』と。


ぼくは彼女たちのやる気を『名刺』から読み取った。

ご紹介は出来ないけれど、『男子力』が試されている。
モチベーション



『いい文様ができた。』と細君が言う。

『じゃ、それまで作ったものは・・・』 『駄作??』


ヨーロッパにある絵描きがいたという話がある。

かれは路上で自作を並べて売っていた。

まぁ、都会に行くとよく見る風景だが、ぼくから言えば、
展示会場が百貨店や画廊、ギャラリーから路上になっただけ。

だが、物好きはおらず、立ち止まる者はいない。

あるとき、その絵描きのまえに一人の身なりのいい紳士が立ち止まった。

そして、こともあろうか、彼の作品が売れたのである。

まぁ、そこまでは話ではない。その続きがある。

その紳士はたびたび彼の絵を買い求めた。

そこでかれは、自身の才能に目覚めるのである。

『おれって、もしかして、才能が・・』と思ったかどうか、、、

かれは本格的に絵画を基本から習い始めた。

そして数年過ぎ、、、


再びその路上が映像に映る。

もちろん、カラーではない、モノクロームが似合っている。

そして、やがてそこに件の紳士が現われる、もちろん物語りだから、、、

で、立ち止まった紳士は、


もうこの話はご存知だと思うが、

そぎ落とされた個性や野生、あるいは狂気すらなくなった作品に人は魅せられるだろうか。


芸というのは不完全でもいい、赤子だって、言葉が通じなくても存在を顕示できる。

細君の言う『いい文様』って、どんなものだろう。

さて来年になって、早く見てみたい。


ああ、思い出した、その紳士って、『画家』だそうで、彼のその作品の中に何かを『感じた』とのことだった、そうな。

まぁ、パクリといえばその通りだが、パクられるモチベーションもないなんて、虚しい。

写真:雪の器

 
さる物語
焼き物の学校では、誰もかも『魯山人』を言う。

ぼくはそもそも『動機』が違ったので、その『魯山人』について調べることにした。

白崎秀雄『魯山人』

読めば読むほど、『魯山人』は悪党で、その出生の秘密まで云々される有様で、、、

彼の生き方や作品にそれほど傾倒することもなかった。

所詮、あれは京都のG画廊や一部の方向性のある人々の演出、と見ていた。



最近ヒットしているユーチューブがある。

感電したサルを仲間のサルが蘇生させるという映像である。

サルが生き返ると、電車の駅からその様子を固唾を呑んで見守っていたインド人たちが

拍手喝采^^

感動的で、ぼくはそのサルを評価する。



『あれはですね、、』

どこぞの動物園の園長が『異論』を呈した。

『ありえないことだ』というのである。


あるひとつの『事象』に対し、人はいろんな解釈をするものだ。

ただぼくは、『想像力』のない権威にいつも失望してきた。



『あれはぼくじゃない』

山下清は生前自らの映画について否定の言葉を発している。

さて、『魯山人』氏は、『白崎秀雄著(魯山人)』をどう見るだろうか、


真実は、当のサルと魯山人にしか分からない。



『政治家は嘘をつき、作家は嘘で真実を語る・・』

さて、このブログだって、本当は・・


今日はこのあたりで、いいかな(^^);



 
何時だったか、


『ロサンジン』という名を聞いたのは、ぼくが焼き物の学校に入ってから、

バブルの最中で、90人からの生徒の中で『???』

当時は世界の食材がこの日本に集まり、当然その器にも関心が集まった。

あらゆる雑誌の特集が漆器を含む器に収斂した時代だった。


たまたま、ぼくの器を見た料理人との出会いが、『器造り』という道にぼくを導いたのだが、

時代は川の流れのように一律ではない。


『今度は、一点ものでお願いできないでしょうか』

この富山での『作陶展』の次の企画が提案された。

『食器』ではなく、もう少し『アソビ感覚のある』別のもの。


さて、来年はどんなものができるやら、

頭の中のスケッチブックが蠢き出した。
(手の内は明かせませぬ!!)


写真: 食器です。

 
呉須赤絵


久しくプールへ、

早いもので泳ぎも15年を経た。

もともと、ゆっくり泳ぐ泳法を身につけた事で、

早く泳ぐことは苦手、、、


どうやらそれは、仕事や人生とも似通っていて、

マイペースなスタイルはいまさら、ね。


そんな訳で、不況もバブルも関係なく、

入るものも、出るものも、どうやら変わりがない、


今日の一客です:呉須赤絵手白鷺文七寸皿

この皿の向こうに見える白い空間、もちろん、雪です。

どなた様も、暖かい日々をお過ごしください。


では、今日はこのあたりで、、、
first try


寒い一日となりました。

我が家の車では車体の底を雪が擦って、ハンドルは轍に任せたまま、

きょうはスイスへ荷物を送るのに一番安い方法をサーチする。

やっぱ、郵便局が安そうで、、、約10キロの場合

EMSで16,200円 6日
航空便で17,650円 8日

EMSはインボイスが要り、航空便はいらない。

正直、外国からのご注文には先払いいただかないといけない、ということが分かり、、

今年の仕事も、後わずか。。



『first tryしてください。』通訳の女の子は言うけれど、、、

来年は何に挑戦してみようかしら。
さて、今年も、、
富山で開かれていた 『作陶展』 が終わった。

昨日その荷物が雪道を通って新米の運ちゃんによって届いた。

その荷物を紐解きながら、何が売れたか、売れ残ったか、

それなりに、『検証』してみると、

もう焼けあがった段階で、『いいな』と感じたものは、他人も同じように感じるもののようで、

こういうのは立会いの間合いを見切るように、案外当たっているように思う。

という意味では、まだ、自分の感覚も感性も、『まんざら』でもないジャン、て。


ところで、焼き物は『無機物』だが、そんな焼き物にも 『賞味期限』 がある。

器も目に見えない状態で『酸化』したり、『風化』するのかもね。



そんなことで、、、これからの寒い季節、みなさまもお身体をたいせつに、