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良いお年を
 

くぅ〜〜〜

結構さむくなってきました。

そんな訳で、チョッと大き目のストーブに換えることに、、、


右手にあるのが今までのストーブで、20年ほど使いました。

それにしても中国製ですがよく頑張りました。

でも、もうボルト一本で支えられている手前の窓をみていると、いつバラバラになるかヒヤヒヤで、、、


写真のストーブが今日届いたものですが、これでもおおよそ20年ほど使ったものなのです。

錆びてないのはカタログによるとエナメル塗装とかで、世代を超えて使えると言うノルウェー製。

Jøtul F 8TD ストーブやさんによると、現在これの復刻版がでているとかで、いっとき廃盤になったストーブだとか、、、

チョッと嬉しいのは、復刻版にはエナメル塗装がないらしく、、、これは20年使っていてもピカピカです。

お正月はこのストーブに煙突をつけて、火をいれるのがたのしみなのですが、なにせ中古。

本格的な煙突をつけると、軽自動車が買えるくらい掛かるらしく、、、、、
懐のお寒いオイラは、自分の小遣い程度で仕上げようと。

さて、今日もお客さまがあったので、いつもお世話になっている神奈川の沙於里さんの書を部屋の間仕切り代わりに、(沙於里さんすみません、活用させていただいてます。(^^);)

『あんた、書いたんか?』 などと、昨日のお客さんが、、、
『いえ、滅相もありません』

一応、ご紹介はさせていただいています^^

どなた様も、良いお正月を。




釣り糸


ぼくの住むこの陶房から山中温泉に向かうとその道の突き当たりに『芭蕉の館』という施設がある。玄関を入り、左に受付があって、右側に明治か大正期の電話交換機が置かれている。その並びにケヤキでつくられた菓子器が、確か拭き漆された四寸ほどの大きさのキリッとした仕上がりでガラスケースに収まっていた。

『それで、チョッと聞くんですが、あの”打ち込み”の方法と、ロクロだけのつくりとでは、手間はどちらが掛かりますかねぇ』 

作陶の道、40年ほどの職人さんに聞いてみた、

『う〜ん、”打ち込み”のほうが時間も掛かるように思う』と、彼は応えて、

『ただ、”打ち込み”のほうがいろんな形ができるから、、、、』 面白い、と彼は言う。

写真は吸坂武蔵野図4寸皿 最近作ったものだが、、、

この焼き物は、ぼくの感性でいえばあのピュ−ターで出来た皿の感覚に近く、ロクロ仕上げだとその土の柔らかさが邪魔をして、あのキリッとした気分が出ない。もちろん、ぼくが下手だってことでもあるが、ちょうどこの”打ち込み”があってできる器だなぁ、、、、と思う。

この菓子皿を作ったときも、あの拭き漆で出来た器の口元の切れるような仕上がりを思い出しながら、ロクロ引きした器を型に”打ち込”んでいた。

『寸法はどうですか』
いつもお世話になっている大阪のSさんに聞いてみると、
『うん、これも良いし、もう少し大きくても良い、』
沢山のお茶の先生方に見せてみると、各人各様にご意見を戴いたようだ。

まだ、釣り糸を垂らした状態だけれど・・・さて。


さて、寸法を、、口径:14〜14,5cm
カフェオレボウル
 

『フジサワさん、フランスではカフェオレボウルというものがあって、一人で数十個も持っている人が、、』 と、知人が、、、

どうやらそれは、子供が離乳食をはじめるころから、各自めいめいの器があってマイカップとなるというはなしで、、

調べてみると、何もそれでコーヒーを飲むわけではなく、スープを飲む器らしいと分かった。

ま、日本で言えば、、、『飯碗』 というところかな。


そんなことでつくってみました、『カフェオレボウル』

今日の一客です。 『白磁陽刻文カフェオレボウル』


寸法は 口径が13cm 高さ 5,8cm

これも、いろんなサイズや形、文様があって、蒐集する楽しみもあり、もちろんつくる楽しみもあるのです。

あ、言い忘れましたが、ファッションと同じでトレンドという避けられない要素もあるわけで、、さて、ぼくもいろいろ品目を増やしていこうと考えているところです。


白磁陽刻輪花小鉢


焼き物の学校に通っていた頃、

名古屋のちいさなギャラリーで観た白磁の個展

出会いとは不思議なもので、それから40年近くなって花を咲かそうとして、、、

そ、模索中なのです。

なんだって、こんな時がいちばん楽しいのであって、釣りでいえばちょうど針をつけ代えている頃かな・・・


今日の一客 白磁陽刻 輪花小鉢  

口径: 15,5cm 高さ: 5cm


庭にあった『茶の木』から戴いた『種の殻』
そういえば、、、『椿の種』 にも似て、、


祥瑞手鳥文小鉢


パソコンを手にするようになってから、ギャオのサイトで映画を観ることが多くなった。

しばらくして、アメリカ映画とヨーロッパの映画に、確かな違いがあり、、

ホワイトバランスが効いて画像がシャープなのがアメリカ映画、白の諧調にブルーが掛かって、少し重い気分なのがヨーロッパ。

アメリカ映画は娯楽性を、ヨーロッパものはどちらかと言うと思想性みたいなところを表現している、と誰だったかに聞いたことがある。もっとも、ぼくはseriousな映画が好きで、、、

最近、自分の使っているカメラが壊れた。
このカメラにつかわれているのがドイツ製のレンズで、マニュアルで撮るとその重さというか、情感が表現できるという。

説明書を読むと、その空気感も写し撮る、って、それってただボケているだけだったりして。。。

そんなカメラがオークションで手に入った。

今日はその写し初めというわけで、、、、

本日の一客、その情感がでているでしょうか(^^)

祥瑞手鳥文小鉢 口径:17,5cm 高さ;3,5cm




ありがとうございました
この6日から始まった富山市にある『米三本店』での二人展が昨日終わりましたのでお知らせします。

お越しいただいた方々にこの場を借りてお礼申し上げます。

なお、現在わたくしの事情でブログの更新が滞っておりますが、そのうちまた再開させていただくことになるとおもいますのでしばらくお待ちくださいませ。

わたくしの事情とは、先日、愛用していたカメラが壊れ、撮影不能になりました。
(それほど乱暴な取り扱いをしてないのですがねぇ〜〜〜)

そんなことで、新しい写真機が手に入りましたらまた更新したいとおもいます。
坂本沙於里さんとの二人展のご案内


早いものでもう12月です。
ついこのあいだ、寒い冬を越したように思うのですが、その冬が又巡ってきました。

例年この時期にお世話になっている富山の家具・インテリアなど生活雑貨を展開するD-SQUARE(旧米三本店)において二人展を開くことになりました。

磁器食器はわたくし、書は神奈川在住の坂本沙於里さんです。
日時、および場所、詳細は下記の通りです。

尚、会期中、二階では『創造の手仕事』 手作り家具(徳永家具工房)と織物(ZOLLANVARI)展が同時開催されます。
会期中、手作り家具の実演があるとお聞きしております。
この機会に是非お出かけくださいませ。

日時: 2013年12月6日(金)〜15日(日)
     AM10:30〜PM7:00 水曜日定休
場所: D-SQUARE(旧米三本店)一階 
住所: 富山市中央1−5−10
電話: 076−424−3231