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時間
 

男の子がある年齢に達すると、

ナイフをその男子に贈る慣わしのある民族があるそうだ。


ぼくは人に貸さないものがある、

ナイフや刃物、最近ではチェーンソーなどもそうだ。


それはその使い方によっては人が傷つき、自らもその犠牲になることがあるからだが、

肝心のその切れ味が台無しになってしまうことも一つの要因かもしれない。


この村のAさんが、『アンちゃん、これ使え』 と、 頂いたのがこれ。

綺麗に砥がれた斧である。



人と人の繋がりは、それなりの時間が掛かるものなのかもしれない。

この村に来て20年ほど経った。

まだ、『アンちゃん』 と呼ばれているが。
白磁鳥形小鉢


エスプレッソ(espresso)はイタリアやフランスで 飲まれるコーヒーとか。

今日のお客さまはこの鳥の形をした器を選ばれました。

『これはなんですか?』 との問いに、、

『鳥の形をした小鉢です』 と応えたのですが・・・

どうやらこれにそのエスプレッソを淹れるとか。


ソーサーは3寸の豆皿。
祥瑞手兎文6.5寸皿


見込みにウサギ

明代染付の時代から連綿と続くその器、その図柄


上、古伊万里兎文四寸皿

下 祥瑞手兎文6寸5分皿


皿裏 菊唐草文

色絵草花文筒湯呑



天啓なのか南京なのか、、

独自にアレンジしたものなので

色絵草花文筒湯のみ

寸法; 口径7.2cm 高さ7.2cm


祥瑞手花鳥文七寸皿


北陸の冬は早く、そして限りなく深い。

春を待ちわびる心は器の図柄そのもの、

今日の一客

祥瑞手花鳥文 七寸皿


白磁陽刻文双耳鉢


茶の花が咲く季節になった。

茶は 辞書によると、ツバキの常緑樹だそうだ。

なぜか葉の裏側に向かって花を咲かせる撮影者泣かせな花である。

庭に咲くこの茶の木は識者によると、原種に近いと聞く。

新芽が出る頃、それを焚き火であぶり、手で揉んでヤカンに放り入れ飲む。

これを 『山賊茶』って、聞いたけれど、野性的でナカナカ宜しい、その味もね。


写真: 白磁陽刻文双耳鉢
アブラギリ
 

『欲しかったら、、』

と、いうことで頂いた薪。

2t・トラックで約30回。。。

もう少しで家が埋まるかも、、、というところで、

『もう一度来るかもしれません』 


さて、河川工事に伴うバイオマス

これを燃料にするには、、、いやはや、


調べてみました、木の種類。

アブラギリ、鹿も食べない毒があるという。


戦中、この木から採った油で飛行機を飛ばしたとか、、、

まぁ、それは良いけれど、薪にしてストーブから揮発した毒性の煙が漂ったりして^^;

どうなることやら。。
結い
田舎暮らしを続けて20年

100年以上経った古民家に住み

冬の寒さに耐え、、、

う〜ん、よくやってこれました。


田舎には『結い』という慣習がありました。

お隣の屋根の茅を替えるとき、田植えをするとき、雪除けをするとき、、、

それに冠婚葬祭、等々 生きていくためにお互いに助け合う習慣です。





『フジサワサン、薪が要るんだったら、、、』

ということで、河川工事の現場からトラックで運ばれてくる木、木、木、、、、

ああ、もう要らない、なんていわないけれど、このままでは玄関まで木で埋まりそうになってきました。


『あら、薪の匂い』 と聞こえたようにと思うのですが、オイラは喋れない^^+

どうやら英語と、ドイツ語が混じったスイスの方。

さて、木にもいろんな匂いがあって、良い匂いだったのでしょうか。

今日のお客様です。

ケヤキの年輪
 

さて、先日柿の木を伐った際、その隣にあったケヤキも伐採しました。

この猫ちゃんが座っているのはそのケヤキの枝。

図ってみると、径約10cm

ところで、この枝に残っている年輪を数えてみると、、、

あ〜〜ぼくの年齢くらいある。

チョッと、複雑(^^;

でも、これだけ目がつんでいると、ストーブで燃やしても燃焼は長いのです。

あ、深い意味は無いですが、

この猫ちゃんこそ、おいらの今の気分なのかな。

秋の一日でした。


今日の一客?

それは明日ね(^^)
南京赤絵梅に椿文五寸皿


なんだか嫌な気配がして振り返ってみると、

小錦級のイノシシと眼が、

熊でなくってよかった^^;


さて、今日の一客

南京赤絵の五寸の皿、もちろん写しです。

おなじ赤でも、あの柿右衛門の赤とは違います。


この村では、庭に出来た柿は捥いでおくようご指導いただいてます。

熊ったものです。


器も春のための準備が始まっております。