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豪雨到来
 

いやぁ〜〜〜愈々来ました。

雷が鳴り、雨が降る。

カマキリも雨宿り
フェーン現象


今夜からこちら加賀市も豪雨だとか、

集めた薪のうえにシートを敷いて、

それなりに、準備しているところです。

でも、グロッキー


追記します。


さて今日は今月末の納期のご注文が焼き上がり発送の準備、、、

写真 下。

色絵瓢箪文小鉢 まだ熱々です。

瓢箪が一つで 『一病息災』

六つで 『無病息災』

手を抜いて五つのときがあったけれど、そんなときは何と言うのか、ム・ム・ム

あぁ、後二つ ム・ム(^^;


マンジュウゾコ
 

「汁が入るからなぁ〜」

向付に使う平皿が仮に名品であっても、見込みが落ち込んでいないと、、、

盛り付けた『お惣菜』がサマにならない(^^)

(つまり、お汁がはみ出る)


そんな見込みにもいろんなものがあって、『饅頭底』って形式のものもあるようです。

正式な呼び名はしらないけれど、見込みにお饅頭を乗っけたように盛り上がっております。

タダ、大切なまんなかはほんのりと沈んでおり、さしずめ『大福餅』のようなのです。


さて、この写真はそんな器なのですが、ちょっと 後ピンになったようで、、、



ところでむかしから気になっていたことがあり、いまの今でも分からないことがあります。

古九谷や吉田屋の皿鉢の見込みが丸く盛り上がっていて、確かに存在感がありますが、器にお料理を盛り付けるということが前提になっていたなら、、、

これは謎、ですよね、きっと。

絵を見せるため、それとも使い物にならなかった素地を用いたから、とも、、、、

わたしゃ、きっと、絵を見せるためと思っておりまするが、、、、

『立体感』がでますからね。


そんな『立体感=存在感』を出すために、わたしが作った器の数々・・・
何故売れなかったのかよく分かります、はは(^^);

むかしの話です。
うさこちゃん


「公募展に出さないんですか?」ってよく聞かれた。

「誰が審査するんですか?」 と応える。


今日の一客 古染付写しうさぎ形向付
 
菊にちなみ


う〜ん、、、、

今日は器の写真だけ,,,

奥は江戸末の古伊万里、蛇の目高台の白磁

中、輪花皿 やはり白磁です、これはおいらの作。

手前 菊文鉢
 
重陽の節句



重陽の節句は9月9日だったか、、、

もう秋なんだなぁ〜〜


先日この村の人が、、、

『三年分はありますね』 って。

薪のことです。

今年は大雪になっても、大丈夫。


さて、今朝はチョト涼しくなったようですよ、こちらも、、

とはいえ、みなさま、残暑お見舞い申し上げます。


器 輪花菊文皿 口径15cm
カレーの器


『あんたとこ、なにか器ない?』

と、ある旅館の女将から電話が入り、ぼくはダンボールに入った器をもって件の旅館へ出かけることになった。客間に通されてそのお客さんと話を始めると、、、

『カレーの器が欲しい』

置かれた器をみながら、

『それは浅すぎる』 と、結構キビシイ。


そういえば、『カレー』って、洋食だろうか、和食だったろうか、、、、と戸惑いながら

小松にあるクッチーナのマダムに会いに出かけた。


彼女はフゥ〜っと彼方に目をみやりながら、

『それはきっと、ゆったりとした器が欲しいのね』 と答えた。


一昨日は窯焚きで、1300まで温度を上げる。

昨日その窯をあけて出てきたのがこれ。


白磁陽刻カレー皿 
陽刻の部分は初期ガンダーラ仏の螺髪をモチーフに 縁紅は高温で多少流れ気味(^^;
(実は、この器の製作、商売ぬきの深〜い意味があり・・つくりたかったのです、詳細は書けないけれど・・) 


早速使ってみた。

38年焼き物を焼いてきて、カレーの器を作ったのはこれが初めて(^^+;

ところで、カレーとはどうやら洋食でもなさそうで、所謂インドやタイなどで香辛料を多用した煮込み料理というところだろうか。

次はこの器の見込みに、仏陀の守護神になる蛇神ナーガ(不死の象徴)の一部を文様化して、、、

などと考えているのであります。


使った感じですが、ナカナカ良かったです。(もちろん手前味噌)


これはその時のお客さんにプレゼントの予定です。
なにしろ、あの後、高級料理店からそのカレーが送られてきて、美味しかったです。


さて喜んでいただけるかどうか、カレーの器をつくるのもイロイロ勉強になりました。

でも、なんだって、じぶんで喰ってみなけりゃ器もつくれない、ってことは確かなようで・・・
吸坂手武蔵野図五寸皿


古吸坂(焼)の中に月を表した皿

先日それを検索エンジンをかけて探し出したところ、

『吸坂手武蔵野小皿』


それらをどのような角度から見てみても、贋作か現代モノ程度にしか見えず、

自分のところで焼いてみました。


まず、吸坂釉はこの加賀市吸坂町で採土した赤土に樫灰を混ぜたものを粉砕し施釉、

どんなもんでっしゃろか(^^)

自分ながら、限りなく『古吸坂』です。
(もちろん、隠し味というのはアリヤス。)

まぁ、こんなこと書いて、写真を載せても、決して売れるわけではなく、なぜかカウント数が増えるだけなんです(^^);

そういえば先日、

『あのなぁ〜〜』

『吸坂』と検索すると『あんたのサイトばかり載ってるのやが、何でや』と寺井にある問屋さんから電話が入ったことがあり、

ずいぶん前になりますが、『ぼくはこの吸坂の坂の下に住んでいて、その吸坂の土を使って十数年ほど陶器を焼いていたことがあります』、なんて話したかどうか、忘れました、、、はは。(もちろん本当の話です、吸坂では数種類の土や鉱物が採れます。)

写真は吸坂手武蔵野図五寸皿(正確には四寸八分) チョッと土っぽい気分で焼きあがって、自分でも気に入ってます、はい。
今日の一曲


今日は久々の窯焚き

例年にない暑さで、

ブログも怠け放題


二年前のこの日を想い出しながらこの一曲を亡き友に捧ぐ。
染付折り紙手五寸皿
 

オークションサイトというのがある。

ときとして、面白いブツがでるが、この器

折り紙手五寸皿


さて、この折り紙手に描かれているのは、、、

明らかに折り紙が一枚、

問題はその上に描かれた図はなんだということになって、、、


調べてみました。

答えはこれ ↓

http://www.harimaya.com/kamon/column/suhama.html



異説もあり、、、、清代から用いられた馬蹄銀も、そのひとつ・・