宍道湖八珍
2013.06.22 Saturday
一年ほど前、名古屋で開かれた専門店さんのブースにおいらの”ナマズ”が出品された。その”ナマズ”が島根県の松江でお店を開いているギャラリーさんの目に留まり、、、
『宜しかったら、こちらで、、』 と、今日からおいらの作陶展が始まった、もちろんその”ナマズ”ももちろん出品させていただいた。
松江には石川県から車でおおよそ7時間、往復1000キロの旅。
話によると、こちら松江はお茶所で、老若男女、そのお茶の活動がお盛んだという。
今日はお昼ごろ、そのお店から電話をいただき『ナマズはご注文すれば何時ごろ、、』と。
『あのナマズですけど、、どうやって・・』 その筋のSさんに聞いたところ、
『あれはなぁ、、今の季節昆布で〆た肴をほんの少し載せてそのお茶の”気分”を味わうもんなんや』
ナマズは作り始めて2百匹ほど焼いたけれど、、、失敗や駄作、新作(錦ナマズ)を含めて見本を残し、お料理屋さんに全て引き取られた。
器は、『器のための器ではない』 と、おいらは思っている。
だから、お料理人はその季節の器を愛でるのかもしれない。
上写真はその松江にある宍道湖を曇り空のもと写したもの、、
その宍道湖には『宍道湖七珍』というのがあり、、、おいらの”ナマズ”を加えれば、、、
『宍道湖八珍』かな(^^)
おっと、忘れてた、、、
『納期は来月一杯ということで、、、』