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ありがとうございました。
 

今年も、このブログにご訪問いただきありがとうございました。

良いお酒に書、手前は初期伊万里白磁猪口、魯山人作ナマズ向付

素敵なお正月をお迎えください。
色絵福字文大鉢


残すところ僅かで年が変わります。

来年は巳年、つまりヘビ年です。

ぼくは昔沖縄でお正月を過ごしたことがあって、あれは忘れもしない沖縄本島から離れた八重山にある小浜島という小さな島でした。

小さな、それは民宿で、南国のお正月と言えども部屋には電気コタツがあったように思います。

お正月になるとご近所の人が来て、いつの間にやら歌と踊りが始まっていると云う按配でした。


ところで沖縄にはハブと言うヘビが生息していますが、ぼくは沖縄でその沖縄の言語についてチョッと本をよんだことがあったので、この小浜島の老人に聞いてみました。

『こちらでは、毒のないヘビも、”ハブ”といいますか?』

老人は『ああ、言うとも。』 


このときぼくは確信したのでした。

ハブはヘビのいわいではないかと。。。


さて、写真は 『色絵福字文鉢』 白ヘビ文ではありません。


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トン子ちゃんとスリランカ
 

東京に居る 『トン子ちゃん』 は、ぼくが18の頃、桑沢デザイン研究所というところで一緒に机を並べた縁でお付き合いしている。もう40年以上になるのかなぁ〜〜〜ふぅ・・・

当時、彼女は学生でありながら既に建築家で、その後同じ建築家の夫と同じ職業をと思いきや、、、ステンドグラスと言う違ったジャンルで活動を始めた。

その仕事が上手く軌道にのったのか、その後スリランカにコテージを建て、NPOを立ち上げてスリランカの子供たちの就学の基金を集めるような社会的な活動をするようになった。

その 『トン子ちゃん』 から今日、紅茶と、沖縄の黒砂糖のようなものが送られてきた。

写真はその中にはいっていた袋。

彼女によると、チャイのようなミルクを入れた紅茶は白い器が似合わなくって、白が引き立つ色が良いという。

紅茶は彼女に教えてもらったとおりに 『チャイ』 にして、、、年の瀬の慌しさから少し、、、ね(^^)

『トンちゃん』 ありがとう♪  ↓ はその『トン子ちゃん』のサイト。

特定非営利活動法人 マンゴーハウスNPO
手相


景気が悪くなったという。

もともと、 この焼き物をはじめた頃から、おいらは『景気』とは無関係で、、、

ブッチャケ、そんなおいらも昨年は酷かった。


『あんた、ここの運命線、、凄いよ、それから、これが神秘十字線・・』

どうやら手相を見る限り、ひとと人との繋がりも良いらしい。
それに『神秘』もあるという〜〜♪


そういえば、今年はいろんなことがあって、本当にいろんな人に助けられて生きてきた。そんな一年も、そろそろ終わろうとしている。

キーを打つ手を休めて、『金運線』 と言うのを探した、、、

それが、、、まったく、、、見当たらない(^^);

鉛筆で、ギュッとなぞってみた。


今日の一客、景気よく錦ナマズで。。。
ナマズ


最近、ブログのログを調べてみると。。。

『ナマズ』 なんだ、なぁ〜これが。

でも、どうしてなんだろう、と思う反面、、、

その時代を先取りしたかも、、、なんて。

今日の一客です、「ナマズ』 
ブログの役割とは、、


製作の過程を示すことも、このブログのひとつの役割と、、

これは既に削りが終わって素焼きを待つ皿なのです。

掛け分けの『染付吸坂手月の図五寸皿』 というのが この皿の出来上がりの姿なのですが。。

さて、如何なりますやら。


今年はもう、窯を焚くことはないので、、、来春の初物となる筈です(^^)

お楽しみに♪

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里山暮らし



今朝起きると、外は雪だった。

この調子だと、、、来年は十数年ぶりの屋根雪下ろしなんぞも、、、

さて、そんな寒い雪の降るさなか、台所の向うには蜂が冬眠してござる。

汚いガラスで申し訳ないのだが、汚いのが向こう側で、、、、

巣があって、さされても困り。。。ず〜とこの調子で、、

さすがにおいらも、さぞ寒かろうと、、、、焼き物を包む発泡スチロールを細かく切って、ダンボールで囲ってある。自然界の生業に、、あまり人工の手を加えるのも、とおもうのだが、何せ、歯を磨くにも、茶碗を洗うにも台所の向う側、いやでも目に入るし、、、

来春まで生き延びれるかどうか、この十数匹、

ようするに、観察しているわけで。


今日は窯焚きで、、、、玄関は暖かい。

すると、、、



シジュウカラが玄関に入り、、、

困るんです、糞はするし、茶碗はひっくり返すし、、、

そんな様子を写真にとって見たのですが、

向うさんもこちらをみているようで。。。


今日のスケッチでした。

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忙しく。。
さて、今日は数年に一度あるかないかの利益度外視の窯詰め、、

上手く焼けると良いけど、、、

ま、今日のブログはおやすみ。





 
娘の好きなもの


娘が姉夫婦の元で生活するようになって数年になる。 

その娘の好きな食べ物に 『トン足』 がある。

娘は子供の頃から、あの 『とん足』 の旨さを知っていて、、、、

つまるところ、食も文化。

その親戚にいる従姉妹二人も、その夫婦も 『とん足』 と聞くだけでもうタジタジなのであった、


ところで、ぼくは沖縄に一年以上旅の暮らしをし、その土地の家で厄介になりながら青春時代を過ごした。

沖縄では、肉といえば、羊や豚は常識で、那覇にある食堂に入ると、その例の 『とん足』 が食える。

『アシ テビチ』 という 『とん足』 を煮込んだものが、これが安くて絶品なのだ。

これを よそ者のぼくには 『アステ、ビ〜チ』 と聞こえた。

いつだったか、その沖縄で沖縄の言語について調べたことがあって、それが当の沖縄県人に案外知られていないことを知った。

沖縄の言葉は、基本的には母音が三つしかない。

目(me) = みぃ (mi)
雲(kumo)=くむ (kumu)

などなど、e と o がない、つまり、、a  i  u で表現できる。

だから、あの梅雨明けのお祭り、『ハーリーサイ』は 当然 『晴れのお祭り』となる。


あの 『アステビーチ』 って、その公式にあてはめると、 『足、食べてね♪』 ってことかな

早くも雪が積もっている、今年も娘が帰ってくるのかなぁ・・一年が短くなった。


写真 麦藁手筒湯のみ (記事の内容とは関連いたしません)
鋳掛け屋稼業


焼物、漆器などの工芸品は使っていると、割れたり・欠けたり・汚れたりする。 

もちろん、いすやテーブルだって同じなんだけど。。。

そんな中で、焼物が割れたり、欠けたりするとそれを直す鋳掛け屋という稼業が昔はあった。

割れた器に小さな穴を開け、ホッチキスのような止め具で固定するだけの簡単なものから、器同士を低火度でガラスを触媒としてくっつけるものなど、それはいろいろあったようだ。

また、金継ぎというのがあって、漆を接着剤として金粉を振り掛けるというのがあって、その関連で金だけではなく、金で絵を描いて蒔絵にしまうものまで直しの方法は様々だった。

『割れたんだけど・・』

ご近所のご婦人が電話してきた。
どうやら、焼き物をつくるものはくっつけたりも出来ると勘違いしてはる訳で・・
でもこれは、藁にもすがる思い、ということだろうか。

『接着剤でよかったら』ということで、ぼくが直した陶器のカップ、?
よくみると、皮の紐がついている。取っ手もある様でない様で、、、

聞いてみるとスウェーデンの工房で作られたものらしく、友人からプレゼントしてもらったものとか、、、

『電子レンジはだいじょうぶかしら、、、』と問われた時には、『う〜〜ん、』と絶句、

焼物は割れたら、あたらしく買っていただいてます(^^)