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小川静代の作る人形


(義太夫)


(文 ・ 細井富貴子)

小川静代さんは小松市の郊外にあるイタリア料理『クッチーナ』のマダムであった。今は店を子供に譲り悠々自適♪ 人形創りは特に習ったわけではないという。ある時、『チョコチョコ』といじっているうちに『できた』そうだ。

『チョコチョコ』がこんなになるって、驚きですが・・・

小川静代作品集から写真及び文を記載しております。

  
小川静代という人形師




来春、加賀市動橋にある丸八製茶場内ギャラリーにてコラボレーションを予定しております。まずはご紹介を。。。

『小川静代作品集』から

文    細井富貴子
写真 田淵暁
構成 中谷匡児
協力 丸八茶屋
フラワーアーティスト 稲場美和子

発行 光村印刷株式会社

小川さんには電話で、中谷さんにはメールで、稲場さんには来年も宜しくと、電話で。。。皆様いいお正月を♪
薪割り
 

きょうは窯焚きなのです。今800度くらい・・・900から還元炎をかけますから、もうしばらく。。お天気も良くって、いい気分です。こんな怠け者でも、薪割りくらい♪ ケヤキの年輪を眺めながら、楔(クサビ)をうつ位置を決め、この通り。

あちらにある四角な木は数年前大聖寺に蘇梁館(そりょうかん)と言う建物ができたとき、頂いた古材です。この古材は我が家の奥の部屋、これが10畳の部屋ですが、この床を直すためにとってあったものなのです。でも、積み上げた古材が崩れ・・あわやその下敷きに・・・肩を打ち、頭を打ち、事なきを得たのですが、・・・でもしばらくは水泳はできません。なぜって・・・もうガタガタ。死ななくて良かった(^^)どうやら、この12月、ぼくにはバイオリズムも低下する月なのかも、って。

で、この古材もその弾みで途中で折れ、かくの如し燃料となることになります。これが、よく燃えるんです。トホホ。

ホームページ更新しました。宜しければ ↓ ↓ ↓

 
はたき土
叩き土

もうすぐお正月ですが・・・我が家ではモチの代わりに土をついてます。この土をはたき土(叩きつち)と呼びます。採集したばかりの土は水気を含んでいるのが普通です。これをいちど乾燥させて、細かくするわけです。通常買土をしているところでは、このような作業はいたしません。これを篩いにかけて一定の細かさにするのですが・・・そこで、臼に残った小石や雑物をこの細かくした土にチョット混ぜておくのです、これが隠し味になるのですが・・?ま、ひとは『おまじない』と思うかもしれません。その程度のものなのです。乾燥した粘土を水を張ったバケツにつけるのを水簸(すいひ)といいます。ぼくの場合、水簸をせず水を加え小麦粉を練るように粘土の塊にします。

(どなたかのサイトにリンクしましたが・・どうも、いいのかなぁ、トラックバックもできないようなので・・このまま進めます。)

今日はこの後、窯詰めです。近所に住む美喜ちゃんのボタンを焼かねば・・・可愛そう、そんな約束でしたからね。今日詰めて、明日焼いて、明後日30日、窯出し。
土選び
 

黒の焼き物をつくる、と言うことで越前まで土探しをしたのですが・・・
買った土では有り難味がない、独自性もない、ということで、自分で採った土を使うことにしました。
焼き物は、『一窯 二土 三細工』 と申します。
今日は土選びから。。。

この土は作見といって、加賀温泉近くに昔『作見焼』と言う窯跡があったのですが、その近辺から採れた土です。この土を使って黒織部を作っていこうと想います。もちろん、それ以外の土なども試しながら、ね。

この『作見焼』の窯跡はもう既に壊されているのですが、窯はなくとも土はあります。今度わたしが焼く焼き物、『黒織部』はまず、これから。。。。

土は見た感じ、砂含みのどちらかと言うと唐津のような雰囲気です。試し焼の結果はかなりの鉄分を含んでいます。

そして、何より、嬉しいことは・・・タダ(^^
これから、『黒織部』の焼き物が出来上がるまで、をご紹介します。
笑えれば。。。


三年前のこの日、ぼくは病院のベッドで過ごした。入院から一週間くらいで主治医が交代するという異常な状態のなかで、ぼくは不思議な光景を目にする。頭には水枕、胸には心電図、右腕には脈拍を計測する計器、左足のすねの辺りに一本、点滴。左手腕には中心静脈に打たれた太いカテーテル、その上か下にもう一本の点滴。ぶら下った点滴の袋だけで凡そ5個以上。その殆どは、栄養剤と抗生剤。それから、酸素吸入。それに、恥ずかしいことに、尿道にストローのような太い管、だから。。。天井だけがぼくの視野といえばいい。頭の後ろには何台ものモニター。。。

この天井を四六時中眺めていると・・・しばらくすると、ある種の幻覚症状に入り、隣のラジオの音がやけに大きく聴こえる。頭の上にあるモニターから、なにやら人の声が。。。そして、エアコンの空気の吐き出し口から、空気とともに黒い煤のようなものが降り注いでいた。でも、それはすべて、幻覚。

こういう状態のなかで、主治医がぼくのベットの横に直立不動で起ち、数字を読み上げる、『異常ありません!』。まるで軍人・・

その主治医がこの部屋を出て行って、一言 『なんで、治らんのや』 確かに、そう聴こえた。大層なクリスマスだった。。。生きていたから笑えるけど(^−^)

あ、いま?・・・ うん、元気、元気♪
今日は、こんな気分で。。。

笑えれば−ウルフルズ

Happy Christmas (War Is Over)
久しぶりに一本泳ぐ・・・つまり一キロ休みなく。
見たことのある、顔・顔・顔。。。
そう、加賀スイミング倶楽部の面々、本当、久しぶり〜〜
小さな街だから。。。小さなプールだから、そう、みんな友だち♪
さて、今日はカップ酒をやりながら。・。・
『さびしい?』いえいえ、だって呑めるんだもの。。。。(^−^)
三年前、死に掛けたぼく、絶対禁酒と言い渡されたぼく。でもね・・・
ダイジョウブだとわかったぼくのいま。。。。
一杯のコップ酒でも・・どんなに嬉しいか。
三年経つと細胞が入れ替わる・って。

ところで、ぼくの病名、『重症急性膵炎』、死亡率3割強、治癒した後の三年間の再発率3割。
入院中は絶飲絶食、つまり・・水一滴も禁止。だから、チョットくらい呑めなくっても平気、平気。チョットくらい喰えなくってもダイジョウブ。。。さ、今日のイブ。一杯のコップ酒で。

レノン、 Happy Christmas (War Is Over)どうぞ。
でもね・・・本当に見て欲しいのはこちら
(埋め込み禁止なので・・)

女性たちの独擅場
 

器もファッションと思えば・・流行も廃りもある。
料理人が四苦八苦して考えたセンスも今や若い女性たちの独擅場。

二つの器を使って、一つの一輪挿しだって作っちゃう。
上は古伊万里写しの盃、下輪線文蕎麦猪口。
ひとつ、ひとつはこれまでの古典のイメージ・・・組み合わせを変えて、自分だけの花活け。

ちなみに・・剣山の代わりは『粘土』
土の仕事


今朝、安曇川で陶器を焼くTくんと電話しながら、最近の土情報を聞いていると;;;。
どうやら信楽の土も採れなくなり、ブレンドされた『信楽土』ってのができているらし。。。
その中でも、高級と言われている『黄の瀬土』だとか『篠原土』ももう手掘りの時代に入り、その地層も10cmくらいのものをかするように採土するらしい。真実はどの辺りにあるのか、見た訳でもないが、その『篠原土』がわたしの家にかなり前に買い取って寝かせてあった。

黒い焼き物・・・といってもいろんなものがある。たとえば瀬戸黒と呼ばれているものや、黒織部と呼ばれているもののスタンダードは・・・当然、桃山にある。そこで、桃山を基準に黒を考えていると、さて、そんな陶芸家は美濃、瀬戸に数多あり、そんな御仁と競争してもはじまらない。そこで、自分の黒探しが始まるわけだが・・・

いただいてきた越前の土にこの『篠原の土』をブレンドして、さてどんなものができるか、まずはやってみようと思ったのがこの写真。磁器は人肌のような感触だが、陶器、とりわけこの土は・・強いて云えば、田舎蕎麦を捏ねている様な。。。。

銘をいれて、さて、お正月頃焼きあがればいいなぁ〜〜と思いながら。

  
『経営資源』
 
(丸八製茶場ギャラリーの外庭)

お昼の12時過ぎ、福井県越前市に着く。
今回、黒の焼き物にいい土を探しに。

昼飯を抜きに、加賀市にとんぼ返りし、家に帰ったのが6時頃、あ〜フラフラ。。。
でもね・・・前向きな話がある時は、疲れも取れて、、、いい気分。
もうヘトヘトになりながら、丸八製茶場でお茶をする。
それもこれも・・・本当は金澤にいるSさんの我が家は 『経営資源』 発言から。。。
い〜え、とても喫茶店にはできなかったけれど、視点が違うと観えなかったものが見えてくる、よ〜くわかりました。Sさんまたね、お会いできるときを楽しみにしてます。

誰もがそんをしない、誰もが得をする、誰もがお金を使わない。そして、誰もがその幸せを買える商品。その商品、目には見えません。あ、これ以上はナイショ(^^)