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秋明菊と焼き〆花活け
2009.09.30 Wednesday
ぼくは食器つくりの専門家ではありません。
いえ、別の言い方をすれば・・・なんだって作ります。
器用だから、ではありません。
作りたいから、作るのです。
今日の一品 焼き〆花活けと秋明菊
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10:28
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加賀っぽ
2009.09.29 Tuesday
ぼくは大坂で生まれた、青春時代は東京で過ごす。
恐らく、驚くほどはやく郷土の言葉をすてて、新しい土地に馴染んだように思う。
先日も、あるところで『どちらのお生まれですか』 と聞かれた。
もちろん、この加賀市での話しなのだが・・・
娘はこの加賀で生まれ育った、と言う意味では加賀っぽだ。
地方にいくことがあって、スーパーなんぞに入ろうものだと、たちまち衆目を集めることになる。
いや、それはもう・・・・『エ!!どこの人』?って按配なのだ。
その娘に聞いた話だと、高校時代、県境から来る福井の女の子に用事を頼んだ際、
『はよ、しねま〜〜』とやった、そうだ。
暫く、その福井の子どもは『固まった』そうである。
もちろん、『はやく死ね』といったわけではない。
新調した服なんぞをきてると 『いいぜー』とやる、これが若い女の子だから驚く。
この土地に来て二十数年経った、いまだに加賀の言葉は喋れない。
しかし、最近このような言葉も案外聞かれなくなってきたように思う。
あるいは、僕自身が、『慣れた』のかもしれない。
この加賀市に来て、26年・・・早いような。
ぼくの本籍地でもある。
きょうの一品 赤絵千点文蕎麦猪口
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20:03
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この道
2009.09.28 Monday
昨日、自分が勉強した焼き物の学校を30年ぶりに訪ねて来ました。
懐かしいなぁ、あのころの思い出を探しながら・・・校庭のあちこちを歩きまわり・・・
むかし寮だった頃の建物を見て・・・
なんだか、廃墟になってるって、さびしい。
それにあんな大きな木じゃなかったような・・・
夜遊びにでかけ、入り口に鍵が掛けられていたことがあって・・・
しかたなく、二階の自分の部屋に樋をよじ登って入ったことが・・・
そんなハチャメチャな青春時代、『もう我慢の限界』と卒業二週間まえに退校処分を受け・・・
思い出せば、よかったなぁ〜〜あの頃。
懐かしい
愛知県立窯業高等技術専門校
の玄関
ここだけ見れば・・なんだか『堀』のなかの世界みたいだけれど。
当時は90人、今は、50人の応募だそうで、陶芸の世界の衰退も見てとれる。
名古屋のデザイン学校に通う娘に・・『一年間行ってみるか』と尋ねたところ
即座に、『焼き物はイヤ!』、ゲンジツを見ている人の判断は明確なのです。
やっぱり、夢がないとね。
今日の一品 染付輪線文碗
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09:40
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美術館の受付嬢
2009.09.25 Friday
ぼくのお世話になっている、加賀市大聖寺にある『
九谷焼美術館
』の二階にある『
茶房古九谷
』ギャラリーは日本茶、中国茶など季節に応じた接客と地元の作陶家や漆芸家の作品を展示、販売しています。季節のお菓子などお楽しみいただけるそうです。また、それぞれのテーマに沿って作品構成された展示は作り手の楽しみでもあります。
一階『九谷焼美術館』では古九谷の展示や、企画展など展観のお客様でたいへんです。Mさんはそんな美術館の『受付嬢』です。毎日ではありませんが、彼女が受付のときは、きっと驚かれると思います。なんたって、彼女ほど、楽しい方は見かけません。彼女を見かけたときは『ブログ見ました』 とお伝えください。きっと、・・・写真のように・・・いえ、保障は出来ませんが。
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18:08
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もう、イノシシだらけ・・・
2009.09.25 Friday
昨夜は窯詰めしました。
だいたい、窯詰めはお昼から段取りしていても、夜になります。
急いで窯詰めすると・・・経験上失敗が多いんです。
昨日はチョット軽めの窯でしたから、ゆっくりと・・・
でも、窯を詰めていると、外で音が、そして・・なにやら動くものが・・・
ぼくの家の玄関です。
別に、イノシシを真似たのではありませんが・・・
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10:12
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秋の陽光
2009.09.24 Thursday
この季節になると、陽のひかりが部屋に届くようになります。
土壁に差し込んだ光と影。
この地方に来てから気付いたことですが、新しい建物に土壁が使われることは稀です。
殆どが、ラスボードに漆喰。
わたしの家内の実家、岐阜県多治見市、こちらの普請をみてますと・・・まだ土壁の技法で壁が塗られ、日本の伝統が守られているようです。
さて、この壁、前の住人のお話によると、この家でいちばん古い場所だそうです。
柱は栗、四畳半くらいの部屋ですが、一時パソコン部屋にもなり、わたしの寝室にもなりました。
いまは・・・物置
自分の部屋だったから分かる、秋の陽光。
外の栗の大木が影となって先日も、リスが栗の実を探しに、何時ものことですが・・・
小鳥の来る庭・・・そ、イノシシも。
これは山葡萄かな、とも・・・思えず。
綺麗だからチョット載せます。
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09:29
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弁柄の引き戸
2009.09.23 Wednesday
娘が生まれて二十歳になったのが一ヶ月前。
その娘がこどものころ描いた絵がある。
『お父さん』 とおもえる文字らしきものが、赤く線描きされている。
父であるわたしの顔は下から見上げた子供の視覚である。
『お父さんは、女の子が生まれるといいなぁと思ったことがあって・・・』
『そしたら、おまえが生まれたんだよ』 と・・
こどもが小学生のころ、車の中で、わたしは娘に語ったことがある。
『それから、それから・・』と娘は話のつづきを促す。
創作という仕事はある意味では大きなストレスを伴う。
わたしはいつもストレスを抱えながら仕事に対峙していた。
楽しみ、なんてものではなかった様な・・・
娘の父の絵には、時に赤がよく使われる、わたしの怒りの色だとおもう。
今日は秋分の日だ、畑の彼岸花もそろそろ・・・
赤という色は怒りの意味でもあり、希望の色でもある。
このわたしの家の扉の弁柄は、きっと厄除けの意味があるのだろう。
今日はその娘の描いた絵を思い起こしながら弁柄を綺麗に塗ってみた。
この扉の向こうに『土間』がある。
希望の場所であって欲しいと、ふと思った。
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10:01
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『土間』 のある暮らし
2009.09.21 Monday
ぼくの家は雪国の田舎家ですから、『土間』があります。
その『土間』の次の部屋を『オエ』と呼びます。
『オエ』はぼくたちの居間ですから、そこにむかしは囲炉裏がありました。
でも、『土間』には囲炉裏も、寒くなっても火種はありません。
きっと、むかしはここがカマドになってお炊事が出来るようになっていたのでしょう。
今では、その炊事場も土間とは壁で仕切られています。
チョット、話はそれますが・・その炊事場の足元にはむかしこの炊事場を使っていた女性のお羽黒壷が埋められていると聞きます、まだ掘り出してはいませんが・・・
さて、この『土間』、一応ギャラリーになってます。そして、ぼくのお習字の場所でもあります。
練習で使った半紙はこの通り、越前の大壷のなかに、、、今ではこの通りはみだしております。
先日、東京の松屋さんでお会いしたブログ『
心の免疫力〜書とことばから
』の著者、
沙於里さんが大変興味を示されたので、写真を撮りました。(恥ずかしながら・・・)
沙於里
さんはこの銀座松屋で開かれている『
今様 九谷焼 四人の器
』展にお越し頂き、いろんなご意見を聞くことが出来ました。いえ、ほんとうはこのブログで書いていいのかワカリマセンが・・・日本人離れした美人で、お話しするときも『ドキドキ』しました。(すみません、オフレコだそうです)
そのお話の中で、うつわのオンラインでの可能性について、チョット話が及んで・・・
そういえば、ぼくも最近ギャラリーさんとのお取引もなく、加賀市大聖寺にある
『茶房古九谷』
ギャラリーのみになってしまったなぁ〜〜と心細くなっていたところでしたので、楽しかったです。
ところで、当日ご一緒した色絵作家
池島直人
さんは会場で・・・絵付けの実演を見せてくださいました。
そっと眺めてますと、ぼくなんかの手と違い、しなやかで、やさしい ♪
写真アップします。
(池島さんの会場での実演)
ついでに・・ぼくの手
今日は東京銀座松屋の展示会、第一部です。
チョット中途半端になりましたが・・・またつづきは次に・・
いえ、なんたって、仕事しないとね。
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10:30
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めいくいふぁ
2009.09.18 Friday
今日は東京で楽しい出来事でも書きたかったのに・・・
退屈で、さびしく、つまらない一日を過ごしたことを
ぜひ、伝えておこうと思った。
ハマナス
花言葉…「照り映える容色」・・ああ、いいじゃない♪
明日は午前中、渋谷で、「めいくいふぁ」飲みにいってきま〜す。
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21:50
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Remmy さんへ
2009.09.17 Thursday
明日はいよいよ上京
いろんなお友だちや、むかしお世話になった方々とお会いできるのも『展示会』のおかげ。。。
さて、きょうは小松の土屋さん、お知り合いでもあり古くからのお付き合い頂いている『銀花』ギャラリーのWさん、帰ってからの仕事の段取りを済ませて・・・
だから・写真がない。
昨日はRemmy さんからカップのなかにある染の線がなければ、と言うご提案が・・・焼き鳥やパンを焼くようには次の作品もできないだろうと・・・イメージを作りました。
さて・・・こんな具合です。
スッキリしました (^−^)
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22:07
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