珪酸鉄を擦る
2017.07.27 Thursday 16:40

 

 

「青磁」というやきものがある。

その「青磁」にも種類があり、ある種の傾向があるように思う。

「青磁」は中国が発祥だが近代の日本の陶芸史のなかでは、その再現に心を燃やした時代があったようだ。

 

 

化学の進歩によって、今や「青磁」はだれにでも再現できるようになり、従ってその価値も評価も安定期に入っている。

つまり、もうある程度「完成」されている。

 

 

話は違うが、「天目」などもおなじで、遊ぶ余地の無いつまらない焼物になってしまった。

 (ぼくの私見ですが)

そんな「青磁」に風穴をあけたのが清水卯一や三浦小平二だろうか。

 

 

先だって ある料理屋さんから、そんな「青磁」の器の依頼が来た。

「永楽銘」の入ったもので、その銘の押印の方法がどうしても解けなかった。

 

 

そんなことがあって、持ち前の好奇心が刺激され、今回は金銭抜きの仕事になってしまった。

 

釉薬の半分はこの僕の住む村を流れる川石を使ってみた。

色見本を送ってみると、依頼者の注文は「もう少し濃く」

そんな訳で、、、、

 

今日の写真はその「青磁」を濃くする為の「種」珪酸鉄というものを擦っているところ。

 

 

モノを制作する「動機」、それは人それぞれだ。

たわいのない「動機」が人のこころに火をつける事がある。

ま、それはぼくの「遊び心」なのかな。

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Comment
2017/07/30 10:03 AM posted by: hirai-atom
アルチザンさま
 天龍寺写しと並べると、ぼやっとした感があるので濃い方が良く見えますね。
                亜土夢
2017/07/30 11:08 AM posted by: clayman
亜土夢 さま

先日はありがとうございました。
おかげさまで、この様に使わせていただいてます。
これからも、宜しくお願いします。
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