神々の棲む、、
2017.07.17 Monday 10:55

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ぼくの工房のある村から車でおおよそ20分、その村は、旧山中温泉町にあるダム湖から暫く上流にあった。バックウオーターと言ってその場所は丁度そのダム湖に渓流が流れ込む場所で、当時まだ若かった頃、渓流釣にはまっていた僕のヤマメ釣りのポイントでもあった。其処はちょっとした集落で、後に栗をくり抜いて造られた盆が古美術店で見掛ける「我谷盆」の産地だと知る。残念なことに、その村はそこからまだ上流のダム建設のため日本の原風景とも思われる建造物共々私たちの視界から消えてしまった。ただ、一つの文化、伝統的な工芸とも言える「我谷盆」の存在だけは今でも受け継がれようとしている。開発という破壊のなかにあって、連綿と受け継ぐ木工家が、その我谷から2キロほど離れた場所で制作に勤しんでいるのであった。

 

 

 

 

この場所もまた、人々の記憶の奥底にひっそりと佇むのである。「風の谷」、その集落を言う。6月になるとお隣の福井県から百人を超える人々が徒歩で集まり祭事が開かれると言う。それもまた、森の中の幻想的なできごとなのだが、渓流釣りができる歳でなくなった今、祭りだけは見に行ってみたいと考えている。先日、「神宿る島」沖ノ島が世界遺産に認定されたという。良いのか悪いんだか・・・・「風の谷」には「俗」な風は要らないように思った。

 

 

写真 : 木工家の森口信一さん  フェースブックはこちら⤵

 

 

https://www.facebook.com/events/228580410888683/

 

 

 

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Comment
2017/07/18 10:37 AM posted by: hirai-atom
アルチザンさま
 「風の谷」と「我谷盆」滅びゆく美は、日本そのものですね。
「三谷青磁」と共に工芸美に幸あれ。
 尚、風谷での当日の酒宴はありません。
                  亜土夢
                 
2017/07/18 12:21 PM posted by: clayman
亜土夢 さま

記憶に基づいた記事であるためご迷惑を掛けました。
じゃ、われわれだけでも、ノンアルコールで・・


でも、できる事なら、、、出発点からの参加を試みたいです♪
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