あたらしく より あたらしく
2009.09.16 Wednesday
赤絵デルフト風カップ 今回の『今様 九谷焼 四人展』 には出品しなかった一品
ああ、出せばよかった、と思うものの、結構作品も足りているようでもあり・・
写真はそんな雰囲気をできるだけ演出したつもり・・・
さて、最近ぼくも理解できたことがひとつ。
明らかに食生活が変わった。
納豆に玉子ご飯、もうちゃぶ台文化は遠い昔。
カボチャと玉ねぎをゆっくり炒め、そのイヤローのカボチャ・スープをカップに満たし・・・その上にきっと青いハーブでも落とすのかな。(食べてみたい)♪
器も洋風化
かつて、中国からの陶磁器が輸出できなかった頃、日本の伊万里港から外国に輸出された古伊万里が、デルフトやロイヤルコペンハーゲンなどに姿を変えて、ジャパニズムが浸透した。
いま、その洋風化された伊万里の文様が若い文化として里帰りしているとすれば・・・もう魯山人では立ち行かなくなったとしても不思議ではない。
つまり・・・魯山人の写したあの明や桃山の文明の産物が形骸化している。もちろんホンモノは別にして、その写しの文化が崩壊し始めていると言っても過言ではないような・・・最近の勢い。
『陶は政を語る』 か・・・・全てが変わり始めている。
この展示会のテーマ『今様 九谷焼』 とはまさにこのことを表しているか。
さりげなくにくいですね〜(^^)
でも松屋ではこの作品にはお目にかかれないのね。。
うれし、・・です。♪
うつわは、今日松屋さんと在庫確認、とってみます。
今回の展示会は期間も長いですからね。
次の赤絵千点文カップも今日、窯出しです。
この際、バックに詰めて持っていこうかな(^−^v