東寺の「蚤の市」
2017.10.22 Sunday
僕の仕事は古典をリスペクトすることから始まる。
なので、可能な限りその形状、素材、処理の仕方などに触れてみたいと常々考えている。
写真では分からないその時代の、職人のちょっとした「遊びごころ」とか、「工夫」。
同じような「今モノ」はデパートやギャラリーに行けばあるかもしれない。
だけど、、、
ぼくの今までの経験からすると、残念なことに「今モノ」にはそんな「遊びごころ」は見当たらない。
時代の流れが早すぎるのだ。
古いものに触れると、それを写すか如何かは別にして、必ず「発見」がある。
ワクワクする瞬間だ。
そんな器を探しに京都まで出掛けた。
写真 : 東寺で開かれている「蚤の市」
残念なことに昨日は「出会い」がなかったなぁー
その後、美術商の集まる門前通りを散策したけれど、イヤハヤものの高いこと、、、、
我を忘れて、、
いえ、我を取り戻して、帰路に着いたとさ。