ぼくは明代の焼物をリスペクトしながら、古伊万里の焼き物に焦点を合わせることがある。
特に、初期伊万里のそれは陶器の気分が漂う。
その厚み、釉薬の照り、口径、高さ、高台の造り、呉須の味わい、
すべての表情が堪らなく、シャッターを押す。